魔術師の作品情報・感想・評価

『魔術師』に投稿された感想・評価

旅廻りの魔術師一座と役人たちの一夜を映像の魔術師が描いた喜劇。

霧にけぶる森に差し込む斜光、その幻想的な映像美に序盤から心を奪われた。酒に溺れた役者によって「死」のイメージを漂わせ、その伏線を怪奇…

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人間

人間の感想・評価

3.5

魔術師の一座と彼らのトリックを暴きたい役人たちの群像劇。原題のAnsiktetは顔という意味らしいですが、観終わるとしっくりくる。
あらすじを読んでコメディだと思っていたのですが、やはりベルイマンの…

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これは1958年のイングマール・ベルイマン監督作品だけど、日本では製作当時は劇場未公開で、1975年にやはり未公開だった『夜の儀式』『冬の光』と共に初公開されたものでした。

でも仙台では上映されず…

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leyla

leylaの感想・評価

3.8

以前、途中リタイアしてしまった作品。今回も途中で少しダレたけど、個性的なキャラ、オープニングの美しい自然描写や陰影のある映像に惹かれて最後まで観てよかった。

科学vs非科学。魔術を信じない権力者も…

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ジョウ

ジョウの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりのベルイマン作品。
ベルイマン作品はあまり面白くない時は本当に面白くなく感じる。
前半は飽きそうになり終盤でなかなか引き込まれた。
まあ比較的彼の作品の中ではわかりやすいストーリー。

このレビューはネタバレを含みます

科学対魔術という名のペテン。1850年代ならまだ降霊術は信じられていただろう。モノクロームの映像がスリラー的な怖さを醸し出すが深刻にならないのは全体的にユーモアの空気感が漂うからか。ラストに魔術師一…

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自然

自然の感想・評価

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正直最初の一時間は退屈かも〜と思って観ていたが、ラストの畳み掛けで全部ひっくり返った。社会的弱者は虐げられる存在。
足が手前に映り、奥にいる階段を医者が降りていくショットの威力よ、、

19.02.05 新文芸坐(池袋)

ベルイマン特集2本立てで観賞。
「第七の封印」とガラリと趣の異なるドタバタ喜劇風。時の権力を揶揄するアイロニカルな映画だがそういう目で見なくても普通に娯楽物とし…

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このレビューはネタバレを含みます

無いものを有ると思い込みそれに怯え信じ込む者は自分を見失う
Yuhi

Yuhiの感想・評価

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ベルイマンはここまで顔の映画を撮る監督だったのか。仮面を剥がしてはじめて顔が現れるという単純な構図が強い力を発揮する瞬間がこの映画のミソだろう。『ペルソナ』っすよ。そのペルソナはキリストのそれであり…

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