貴族夫婦の不倫と復縁と罪悪。
神がいないのならば罪は誰が決めるのか。
間がたっぷりで冗長に感じるが、『ヴェニスに死す』より断然わかりやすかったので、まだ面白く観られた。
家具や衣装が素晴らしすぎる!…
主人公トゥリオは死というものを分かっていない。
正しくは亡くなった人に対する、人間の感情をよく理解していないようだ。
例えば二人の兄弟がいて、弟が死んでしまったとしても、親の愛情の全てが遺された兄だ…
これは貴族社会への批評精神なのか、判断できるほど集中して観ることができなかった。ヴィスコンティの制作哲学も掘り下げたこともない。
遺作であるという結果論から導くのは下品だが、ヴィスコンティの対映画と…
ルキノ・ヴィスコンティの遺作🎬
イタリア貴族の不倫、嫉妬、愛欲のあれこれを描く愛憎劇❤🔥️💔
映画やドラマ等で不倫をする身勝手な男性はこれまで色々描かれてきたけど、妻に欲情しなくなったとは言え、愛…
ラウラ・アントネッリの人気上昇で、彼女を迎えてのヴィスコンティ監督の遺作となったと。
彼女は総てを、精一杯出しているが、旦那がそして自分さへも不倫する。
そういうあまり拡散性のないストーリーな気がす…
ヴィスコンティの遺作。
久しぶりの再鑑賞です。
キャストはジャンカルロジャンニーニ、ラウラアントネッリ、ジェニファーオニールなど。
愛人が好きで、
妻を妹のように思っている、
我儘を我慢してくれ、
…
たとえばこれを貴族社会でなくて普通の庶民社会の物語だとすれば、なんちゃたいしたことのない痴話話しだ。浮気もんの夫婦の妻に他の男の子を妊娠して、はれほれするはなしで、崇高さなんてまったくない。背景を貴…
>>続きを読む