何度観ても「飽き」がこなさそうな映画。
第二次世界大戦下の1940年代と、この当時の「現在」である1970年代のローマが描かれていた。でも、ローマの素晴らしさや美しさのPRとか、観光案内ビデオとは程…
ローマが好きで、スパゲッティが好きで、ショーや祭りが好きで、娼館が好きで、悪口や冗談が好きで、女が好きで、子供が好きで、青春が好きで、人との触れ合いが好きで、音楽が好きで、映画が好きで、歴史が好きな…
>>続きを読むなんやこれ、が正直な感想だが不思議と最後まで観れてしまった。情緒不安定な校長が率いるやんちゃ学級、明らかに変な奴しか住んでいない地獄のアパート、見るだけでお腹いっぱいなカロリー高めの食事を囲んだディ…
>>続きを読む「フェリーニの」ローマを充分に堪能できる。劇場でクソつまらん演目をやってる役者に対し、客がヤジを飛ばすのが最高。娼館のシークエンスもフェリーニらしい図体のデカいオナゴ達が沢山出てくる。期待が大き過ぎ…
>>続きを読む幾人もの若者が平然と街の広場で互いを抱きしめあい、キスをする。
そう、ローマは変わってしまったのだ。
映画「フェリーニのローマ」を観た。
一九三八年から一九七〇年代までのローマの移り変わり。
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楽しく、歌って踊って食べて飲んで、
不条理なんぞに左右されないのが人生だなぁと。
8 1/2でも人生は祭りだって言ってるし。
人生そのものが芸術だなんて最高…
身構えて観たからか、わたしが大人に…
なんだろう、これは。
雑踏と人混みにおける人間の描写の奥行きと密度はさすがのフェリーニ…
魅入る…
退屈なのにおもしろいという謎…
徹底した構図と間とリズムが生み出す幻想空間に酔います酔い痴れます。…