「ヴァンダの部屋」
冒頭、廃墟の如く佇む見捨てられた街。
薬を吸う女のショット、ここはリスボン。アフリカの移民、鳴り響くノイズ、小さな部屋で暮らす女、路地、貧困の人々の姿。今、ゲットーにカ…
………別に絶望も希望もない。「生」のオーラは、辛うじてある程度。でもだからと言って、「死」のオーラが漂っているわけでもない。
そして何より、とにかく不潔。ゴボォッ、ゴボォォッ、という病人丸出しの激…
「注射器が無いんだ。」というセリフ。金でも職でもなく「注射器」。この映画の全てが詰まった一言である。咳払いと重機の轟音にかき消されるようなジャンキー達の言葉は、むしろ一層に響くだろう。ポルトガルの消…
>>続きを読むうん、部屋の中のワンシチュ映画かと思えばそうでもなく
興味惹かれるドキュメントかと思えばそうでもなく
画も暗いか荒い映像が続いて
何かしらの芸術性があるのかもしれないけど
自分には何も感じられず
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特に何かが起こるわけでもなく、断片的な日常が淡々と写しだされるだけだったので、(ヴァンダ、吸いすぎ)正直飽きて流し見だったけど、1つ1つの絵がどこをとってもキマってて、さすがだなという感じだった。
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世界一、貧しくて惨めな国だよ、ここはーーー
壊れ壊されゆく街並み、人々。
こんなにもデカダンで破滅的な映画が、生活の質が高いとされるポルトガルで撮られたのは興味深い。
これはドキュメンタリー?フ…