初エリック・ロメール!
最初はウジウジしてる主人公に共感できなかったけど、見ていくうちに自然と共感した。
深夜に1人で見て正解。
無気力さ、空虚感を感じる映画。
終わり方好きだったけど、最後にあの…
全てに対して拒絶してしまう彼女にとって自分の中の偶然だけが生きる力を与えている。
周りで生活する人がカメラにしっかり映っている。会話はどうやったらこんなに自然なリズムで演出できるのかくらい自然。それ…
失恋してしまい最高のバカンスのはずが最悪のバカンスになってしまうと、どうにか楽しみたい主人公のデルフィーヌ。寂しいこととか、ぽっかり空いた心の冷たさをどこに行っても持て余してしまうあの感覚、すごく身…
>>続きを読む自意識を持て余すデルフィーヌの姿は自分と重なる部分もあり、恥ずかしいやら慰められるやら。もっと早くに見ていたら、彼女のことをただただ面倒臭い人としか思えなかっただろうな。こういう映画を味わえるように…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
観たら観た分だけ、カフェで飲む飲み物のように、その分だけ面白いのがエリック・ロメールの面白さであり、巧まないお洒落さでもあるように思う。その美味しさや面白さを、どのように記述してみたところで、記述は…
>>続きを読む(c) 1986 - LES FILMS DU LOSANGE- C.E.R. COMPAGNIE ERIC ROHMER