観たら観た分だけ、カフェで飲む飲み物のように、その分だけ面白いのがエリック・ロメールの面白さであり、巧まないお洒落さでもあるように思う。その美味しさや面白さを、どのように記述してみたところで、記述は…
>>続きを読むデルフィーヌの自分の心のおさまる場所がない落ち着かない感じに共感した。それを自分で認める部分もあるが、どうやって解消したらいいのかもわからないところとか。ざらっとした映像がドキュメントっぽく、妙なリ…
>>続きを読む自己満足点 71点
(短文感想)
エリック・ロメール作品もう一つ鑑賞しました。
情緒不安定でどこか孤独を抱えてる女性が、色々な人と関わったり様々な場所に行く話ですが、"緑の光線"の下りは凄く詩的で…
『喜劇と格言』シリーズ第5弾はいままでの作品群とはちょっと異なる趣向が特徴だ。パリで秘書として働くデルフィーヌが、一人ぼっちに耐え切れずバカンスで訪れた避暑地を転々とするというお話。『飛行士の妻』で…
>>続きを読むプライドを持つこと、理想を抱くこと、不満を持つこと、それらは全て若者の特権であり大人が人前で見せることではないと思う。
そんな主人公が最後に緑の光線を見て笑顔になることは大人つまり冷たい禁欲的なもの…
このレビューはネタバレを含みます
デルフィーヌという面倒臭い女が一人ぼっちのバカンスを各地で過ごすという話。
どういう点が面倒臭いのか箇条書きにて記す。
・一人ぼっちが嫌で友人たちに相談するがでもでもだってで何を言われても否定する。…
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