このジャケ写の顔(左)を見て
フェリーニ監督「道」のジェルソミーナと同じ表情だ!と思って鑑賞。
あと単純に緑の光線というタイトルにギャツビーを連想した。
内容は
語るなあ。語るねえ。
え、まだ語る…
マイナス思考なこじらせ女子の恋愛奮闘記。
夏のバカンスを目前に友達からドタキャンされてしまったデルフィーヌは彼氏いない歴2年。
異常な落ち込み型の人間で、未だに昔の失恋を引きずっている。
パリの街…
フランス映画って共感しにくいイメージもありつつ、これはすべての自意識過剰な女性に響くのでは。。自己表現が不得手なはがゆさとか、理想との乖離にやるせなくなる様とか。(共感したうえで、わたしはこの主人公…
>>続きを読む一人で何かをするのは楽しいけれど寂しくて憂鬱。
勇気を持って飛び越えるにしても、社会的行動に伴う白々しさや他者との連携が圧迫感を生じさせるのは言わずもがな。
「ウィー」という言葉で終わる魔法のよう…
このパッケージの「ビアリッツ…、いいかも!」のポジティブ顔は、「緑の光線」の持続時間より短い。
これはロメールとしては手すさび枠かな?
緑の光線について科学的解説をするおじちゃんの「待ってました…
ああ、もう、この映画、大好きだ。大きなスクリーンで観られて本当によかった。偏屈で内気で孤独で素直なデルフィーヌ、かわいいよ。。途中まで苛々するけど、だんだん愛おしくなってくるわけさ。(今回は初見じゃ…
>>続きを読む特集上映『ロメールと女たち』の中から86年作『緑の光線』鑑賞。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。
20代の女性が一人で過ごす羽目になったヴァカンスの中で、揺れ動き、持て余し、孤独に直面し、未来…
スクリーンで泣いて、うろたえて、みじめになって、悲しくなる彼女が、あまりに自分にそっくりでびっくりした。だからこそ、彼女が幸福を見つける瞬間がとっても愛しかった。ロマンチストが報われないなら、映画な…
>>続きを読む(c) 1986 - LES FILMS DU LOSANGE- C.E.R. COMPAGNIE ERIC ROHMER