壁あつき部屋に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『壁あつき部屋』に投稿された感想・評価

ottotto

ottottoの感想・評価

4.3

巣鴨プリズム、ここは第二次
世界大戦で過ちを犯したBC級
戦犯が収容されている施設。
収容者の中の山下は上官・浜
田の命令で現地人を殺め、全
責任を負わされこの施設に入
れられた。そして有ろうこと

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Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

2.5
レポートのために鑑賞。
せっかく外出を許されたのに、キャラメル一箱だけ買って帰ってくるというのはリアルかもしれないが非常に陰鬱な気持ちになった。

戦犯として収容された巣鴨プリズン
戦時中、上官浜田に命じられ原住民を殺した山下
その後浜田が密告し山下は有罪に、終身刑と処される。
同じ房の戦犯達も皆同様に不当な理由で投獄されていた。
こっそり絞首…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.8

「壁あつき部屋」

冒頭、ここは巣鴨プリズンの雑居房。暗く厭世的な生き地獄、戦犯扱いされた男達、戦争と言う悪、絶望、面会、軍、財閥、朝鮮戦争、ジャングルでの戦い、重労働終身刑、東條英樹。今、BC戦犯…

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戦争の責任は誰にあるのかという問い。更には、これを終戦からたった11年で製作したというのが衝撃的である。
本作では公開当時はまだ存命していたA級戦犯に対しての責任を問いているが、これが中々にリスキー…

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三四郎

三四郎の感想・評価

3.0

見張りの黒人兵が「いとしのクレメンタイン」を歌っている。1958年に最後の戦犯が釈放されているようなので、この映画は同時代を見つめたものだ。上官が臆病者だと困る…。
「東条は鼻血をここで垂らしたそう…

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信欣三が出てきて「砂の器」と「帝銀事件」を思い出す。顔の印象が抜群の俳優だと思います。小林正樹監督の重要な転換点の作品だ。南方戦線でBC級戦犯の罪のなすりつけ合いによって人生が狂わされた人々を描いて…

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「壁あつき部屋」@シネ・ヌーヴォ
小林正樹映画祭。

監督の転換点ともなった重要作にして問題作。
占領軍への配慮で当時の松竹社長により3年間公開が延期されたいわくつきの作品です。

第二次大戦後、巣…

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時間がなくて、小林正樹監督3本の中から1番エグそうなのを観た。狙い通り、こちらが圧倒される内容だった。観逃さなくてよかった。
Osamu

Osamuの感想・評価

3.8

おもしろいって感じではないけど、好きかな。

BC級戦犯として巣鴨プリズンに囚われた人たちの物語。

実在の人物たちの手記を基に小林正樹監督が映画化。脚本は安部公房。

上官の命令で民間人や俘虜を殺…

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