このレビューはネタバレを含みます
木下恵介の絵画的なショットが好き。モノクロなのに山の青さが目に映る。昭和3年1928年から始まる小豆島の子供たちの物語。唱歌で埋まるフィルム。職業婦人には自転車がよく似合う。高峰秀子のアイドルスマイ…
>>続きを読む好きな邦画は?と聞かれたら「八日目の蝉」を挙げる私ですので、いつか小豆島には行ってみたい。車がなかったらきついかしらん。
学校の先生には比較的好かれるタイプだったのでいい思い出も多いのだけど、特に…
小豆島に旅行に行く前日に「これを観ていかないと」という使命感と共に観た。
思い通りにならない人生が多い世界において、自分の隣にいてその悔しさや悲しさを分け合ってくれる存在がいることの尊さ。
ところ…
このレビューはネタバレを含みます
巨匠木下惠介監督作品の中でもおそらく一番の代表作に挙げられるだろう名作中の名作。
全体的には悲劇的な要素が強いのだが、観終わった後に何故か心が洗われるような思いになるのは、全編通して流れる子供たちの…
感無量、高峰秀子の大石先生原作のイメージ通りでした。
初担任で持った子供達の人生、大石先生の人生全て戦争に寄って変貌してゆきますが、最後の同窓会的なシーンでは教え子に囲まれた大石先生の姿に胸熱。
リ…
二十四のつぶらな瞳に導かれし人生
戦争突入の恐怖とか、複雑な家庭の事情を抱える生徒とか、先生の子供の事とか泣けるとこは沢山あるけど、ずっと変わらぬ師弟関係に一番泣ける。先生は生徒を、生徒は先生のこ…
先生って何があってもいつまでも生徒から「先生!」って呼ばれるんだ。それだけのことで涙がダダ漏れになってしまった。
若い頃から苦労する中年までを全く違和感なく演じている高峰秀子に見とれてしまう。ロケ場…
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