若山富三郎みたいな人が房内にいたら嫌だなぁと思わせる松方弘樹「脱獄もの」三部作の第1作。金子信雄をカンカン踊りさせる辰にぃもすごいが、やはり逃げても本当に些細なことで捕まる脱獄キングに笑いと賞賛を!…
>>続きを読む本日は我等が松方の兄貴こと、松方弘樹の74歳のお誕生日です。おめでとうございます!!
菅原文太の魅力を引き出す男が深作欣二なら、松方弘樹はやはり中島貞夫ありき!
松方の魅せ方をすべて熟知してらっし…
捕まる逃げる捕まる逃げるを繰り返す殺人犯。
自由を求めてと言えば聞こえがいいが、こいつは性欲の為としか思えない。しかしそこが信頼できる。
よく考えたら刑務所の外で普通に暮らしてる自分も客観的に見たら…
網走番外地でも同じだが当時の刑務所の入浴はこんな感じなんだ。
捕まっても何度も何度も脱獄を繰り返す男。
刑期を黙々と過ごすのはたまったもんじゃねえ生きるために自由を求めて脱獄をする。
現実だとカッコ…
松方弘樹のベストワーク。とにかく松方がギラギラし過ぎているのだが、モノローグは逆に客観的というコントラストが絶妙。そしてシリアスな場面からコントな場面への振り幅が大きいのも印象的。京都撮影所を刑務所…
>>続きを読むやってることのメチャクチャさと妙に冷静なモノローグ(でも言ってる事はバカっぽい)の対比が面白い。今見るともう全部壮大なコントなのでは...って感じなのだけど、ギラギラし続ける松方弘樹から目が離せない…
>>続きを読むあまりに執拗に繰り返される脱獄と逮捕
本能のままに生きること自由になることを求め続ける主人公だが、その行動やモノローグには哀しさと可笑しさが伴う。
後半は過剰さがどんどん増し、笑うしかない展開に。…