チャドルと生きるの作品情報・感想・評価

『チャドルと生きる』に投稿された感想・評価

Ut
4.2

パルムドールを獲ったジャハル・パナヒ監督の作品を初めて観させてもらいました。
皆さんが言及されている様に、小窓で始まり小窓で終わります。
イスラム教の教義により抑圧されている様が、行き交う様々な女性…

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パナヒ監督、パルムドールおめでとう!
ということで過去作を鑑賞。

誕生の瞬間て、人生で最も祝福される時だと思ってるけど、女の子というだけでがっかりされる現実があることが重くのし掛かる。
中国の一…

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5.0
仮に自分が映画を作っている世界線があったら、パナヒに弟子入りしたい
mam
3.5
このレビューはネタバレを含みます

抑圧され問題を抱えた女性たちが数珠繋ぎで描かれる群像劇は輪舞のように。
虐げられる女性たちの苦しみは延々と周り続け、圧政下のシステムのなかに閉じ込められたまま。ラストの拘置所で名前呼ばれるのが冒頭の…

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BOB
3.8

現代イラン映画の巨匠ジャファル・パナヒ監督のベネチア金獅子賞受賞作。

「なぜこんな私に戦いを挑む。なぜこの世を住みにくくする。私の心は戦えるほど強くできてはいない。私の命のガラスに石を投げないで。…

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パナヒの映画の中でもとりわけ悲愴、かつ映される対象が社会であるからして全てを捉えきれない。『人生タクシー』でも考えたことだが、この映画に登場する女性たちへの仕打ちを「女性蔑視だ」と頭ごなしに否定する…

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産婦人科映像が困難って。それがイラン女性達の立ち位置。激痛に耐え健康な子を出産しても女の子は祝福されない。育児放棄なら悲惨な例も。チャドルに象徴される束縛だらけの生活。サークルの深い意味とは。

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