そして、私たちは愛に帰るの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『そして、私たちは愛に帰る』に投稿された感想・評価

Palak
3.5

変わり者監督ファティ・アキンがまだ真面目にドラマを撮っていた頃の代表作をようやく。
確かに脚本賞を取りそうなエモーショナルで入り組んだ話で、淡々とした演出や編集に逆に観客として心をかき乱させられる。…

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昼猫
3.4

ドイツとトルコを舞台に、三組の親子の不器用な関係性をオムニバス形式で描いたヒューマン・ドラマ。赤の他人同士だった彼らの関係が絶妙に交錯し、すれ違っていく展開が面白い。たとえいがみ合っている親子であっ…

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Uni
3.6

ガソリンスタンドの冒頭のショット、片田舎の町のような、旅に出たくなるような風景が好きだった。
トルコの空港で棺が運ばれるシーンはドキッとした。死ぬと人は物のように運ばれる。この体はただの入れ物。
ド…

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キアロスタミを観た時にも思ったことだけど、この世の輪廻の中で、それぞれがそれぞれのスピードで、それぞれの物語をもって生まれては死んでいくから、やはり一度では出会うべき人には出会えないし、結ばれるべき…

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sonozy
4.5

ファティ・アキン監督の「愛、死、悪に関する三部作」の2作目。テーマは「死」。
3組、6人の親子がドイツとトルコのふたつの国にまたがって交差する。
脚本、編集、キャスティング、ラストの余韻。素晴らしか…

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Shaw
-

ファスビンダーのメロドラマとイニャリトゥの群像劇が見事に融合したかのような美しい脚本だ。キャラクターたちの道が交差する様に興奮を覚える。いくつもの死を取り巻く様々な生について。天国の端、死に一番近い…

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あ
3.9

合流車線から撮られる横パンのショット、女レジスタンス確保の際のカメラの動き、ファティアキンらしい奇妙さでアガる。

ハンナシグラの覚束ない身体性が予感させる不安、、

タイトルバックのタイミング。

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4.4

ファティ・アキン3

時間省略の気持ち良さ

長編小説は間取りを見ながらの家の内見
って宮本輝が言ってた
って何かに書いてあった気がするけど

これは夢のなかで何も持たずドイツ風トルコ住宅を内見して…

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民族宗教言語の異なる似て非なるトルコとドイツ。運命に翻弄される三組の親子。複雑に絡み合った彼らの関係。時に出会い時にすれ違う。偶発的な悲劇が永遠に出会う機会を奪う。駄目父と強い母達。
3.6

ドイツとトルコを舞台にした
3組の親子のお話
3話から構成されてるようで、
複雑に絡み合う。

こういう設定のお話大好きなんだけど、
余韻も悪くない。

ただただ、登場人物の1人がどうしても苦手すぎ…

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