中盤までの上司の命令と家族との再会が天秤にかけられているパートはいい。ただ、母親との問答は観客と登場人物の心理がズレてしまっていてそこから微妙。
そもそもとして、武士全体に対するリベンジというのがレ…
ところどころ溝口への意識が見られるが、溝口ほど女性への関心が無いため、少しなぞった程度の引用。化猫という、女の身体に頼ったイメージを撮るなら、もっと女性に興味を持って欲しかった。嫁姑の関係性が薄すぎ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2010年以前に公開された日本のホラー作品を集中的に視聴中。
今回は1968年に公開された『藪の中の黒猫』という作品。
海外では『KURONEKO』というタイトルのホラー映画として紹介されてた。
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林光でなく武満徹が音楽をやっていたら、二代目中村吉左衛門でなく加山雄三が主演を張っていたら、甲斐庄楠音や伊藤熹朔が美術を担当していたら、乙羽信子でなく田中絹代が母を演じていたら、新藤兼人でなく溝口健…
>>続きを読む新藤兼人監督『藪の中の黒猫』(1968)
DVDにて鑑賞。
端正なショットの連続で、「妖怪」が"生きもの"として描かれていた。
物語はとてもシンプルな復讐劇で、分かりやすさに特化している分、「妖…
[藪の中の化け猫] 60点
粉砕された1968年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。 野武士集団に殺された二人の女が化け猫化して羅城門の武士たちを殺して回るのを止めようとする話。屋敷そのものが化け猫の…