目黒シネマのフェリーニ特集で鑑賞。
ラストシーンが良かった。
友人になにも告げず故郷を後にする姿に、寅さんやパリテキサスのトラヴィスのような不器用な優しさを垣間見た気がする。
ただ、あのバンビーノ…
2021/02/15 DVD
昨年の【フェデリコ・フェリーニ生誕100年映画祭】で上映された作品のうちの唯一未鑑賞作品を鑑賞。
駄目男ばかり出てくるフェリーニらしい群像劇、『道』にも通じるわかりや…
駅員の少年や労働階級者とは対照的な、安定した生活がある程度保障された若者の、夢と逃避と失敗。そして、家族や田舎や地元の仲間などの狭い世界の閉塞感や、どうしようもないしがらみへの嫌気。
このように全て…
ぐっずぐずでだっめだめな男たちの物語、群像ってなってるけど主にろくでなしファウスト中心。
うまく戻ってきてめでたしめでたし(仮)になってるけど、ファウストの行動や性格はぜっっったい治んないし一生こ…
友達とワイワイやるのが楽しくても、姉ちゃんが妻のいる男と駆け落ちしても、ムッツリスケベが抑えられなくても、人は生き続ける事しか選択できないんだ。観客がスクリーンに映し出された映画を見続ける事しか出来…
>>続きを読む5人の若者の群像というよりはファウストとその他という感じ。
めちゃくちゃやってんなと感じたけど、若気のいたりって振り返るとこんなものなのかもしれない。
好き勝手やったファウストへの仕置きが足りない気…
<愛しきダメ男たちの焦燥と悔恨の日々>
いつの時代の何処にあっても、映画に描かれる青春には似通った思いがある。
生きる目的が見つからず、焦り、闇雲に走り、あがく。
女たらしで憎めないファウストだが…
これでもうフェリーニはほぼほぼ観てしまったのではないか
マンボ踊ってた路上がフェリーニのローマのパスタ食べるシーンと同じに見えた
去年行ったグァナファト思い出した…スペインとかイタリアに行ってみたい…
© RIZZOLI 1953