尖った演出満載の寝台列車モノ
魅惑的で独創的な映像表現の数々で戦後ヨーロッパの不安や混乱を描く。そんな混沌の中にあってどっちもどっち、そんなことしてる場合じゃないだろと。押し付け型の"ささやかな親…
ウド・キア追悼
戦後ドイツで、祖国復興のために鉄道会社に就職したドイツ系アメリカ人の青年。そこでアメリカ軍のスパイとしての協力要請や、ナチ残党とのいざこざに巻き込まれる。
モノクロで描かれる悲哀劇。…
ラース・フォン・トリアーの初期作を初めて見る。ドイツ系アメリカ人青年が、兵役忌避なのか戦後ドイツの復興目的という理由でおじの手引きで一等車車掌見習いを始める物語。
救いようのなさとストーリーがよく分…
第二次大戦直後、混迷のドイツフランクフルトを舞台に巻き起こるサスペンス
ベルリン・天使の詩のようなパートカラーの使い方、高度なスクリーンプロセスなど本作からトリアーの映画技法が完成してきたなという印…
戦後のドイツ。ドイツ系アメリカ人のケスラーはドイツ復興のためアメリカからやって来た。そして大鉄道網ツェントローバの車掌見習いとして勤務することに。
ある日、車中でツェントローバの社長と娘カタリナと出…
ラース・フォン・トリアー。映画作んのうますぎんだろぉぉぉ!!!!
デパルマさんとかヒッチコック大好き監督はたくさんいるが、門下生の中で1番優等生はトリアーなんじゃね。ドグマ95とか言ってる場合じゃ…
古典的な技巧(プロジェクター合成やパートカラー)で撮ったトリアーのヨーロッパ3部作の3本目。
催眠術風のナレーションで始まる冒頭と技巧の乖離は没入感を妨げるので逆効果だが、撮影技巧で魅了するという…