むっちゃくちゃオモロい!
画面の作り込みの異常さは相変わらずで、白黒とカラーの使い分けも面白いし、スクリーンプロセスを使った独特な画もいい。
話は割とシンプルで、戦後すぐのドイツを舞台にしたスパイ…
列車を縄で引いていく子供たちの絵が、
とても素敵だなぁと思った。
モノクロで描かれていく絵の数々がどれも美しくて、ラースフォントリアーってこんな作家さんだっけと感心。
トリアーの映画を思い返すと…
すごくおしゃれでセンスのよい映画を観た〜!って気持ちになりました。
音楽も映像もおしゃれ。基本白黒ですが、シーンによってカラーになったり(しかも人物だけカラーで背景は白黒のまま)、コラージュのよう…
映像は枚挙に暇が無いほどに凄いんだが、話が絶望的につまらなくてビックリ。
サスペンスフルな展開には出来るはずだから、撮影技術全振りじゃなくてもイイのにと残念でならない。
終盤の車内昇進試験と爆弾…
第二次大戦後の狂気にまみれたドイツ。
モノクロに所々カラーを組み入れていく編集、映像で遊びまくってる。血が溢れるお風呂の水とかインパクトがすごい。本当に水を撮ることに関してはずば抜けてる。終盤溺死…
ラース・フォン・トリアーの長編3作目になる1991年の作品。ここまでがヨーロッパ三部作と呼ばれているらしいけど、いずれも荒廃したヨーロッパが描かれているという共通点があるのかな。
それから、いずれ…