『L.V.T.レトロスペクティブ』4本目
敗戦直後のドイツを舞台に、占領軍・テロリストの企みに翻弄されるメロドラマと、凝りに凝った撮影の融合
ジャンマルク・バールのあんちゃん面が良い
他人を催眠術…
人の良さそうなつるんとした顔の若者がドイツで上司や恋人や恋人の父やパルチザンに揉まれて徐々に人相がやつれていく悲しさ
分かり合えていたと思っていた相手が自分の倫理道徳を超えたところにいたと気づく場…
ヨーロッパというイメージ
そこに戦い、パレスチナと呟かれ、列車に揺られている
列車は国家を望むユダヤ人と、キャンプへ行く飢餓状態の彼らを乗せる
一神教
本当は、色は見えなくていいということ
次回…
人狼
ストーリー
1945年9月、第二次世界大戦後のドイツ。ドイツ系アメリカ人のレオ・ケスラーは、父の祖国復興の為に単身ドイツにやって来る。ある日レオは、ツェントローバの社長マックス・ハルトマン…
デザイン的な美意識を感じられるシーンがたくさんあり、それは撮影された映像そのものだったり、コラージュの様にデザインをされていたり、それがより"たかが映画だ"というメタ映画的な要素を強調していてかっこ…
>>続きを読む全体的に変にコミカルだった。良い意味で。浴槽から血液が流れ出るシーンは綺麗だった。モノクロから切り替わって肌が明るみを帯びたりするタイミングには何らかのこだわりがあるようにも思える。鑑賞者に語りかけ…
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