揺れる大地に投稿された感想・評価 - 10ページ目

『揺れる大地』に投稿された感想・評価

ルキノ・ヴィスコンティによるネオレアリズモの代表作。

シチリア島の漁師一家が仲買人の搾取から脱しようとして借金して舟を買うも失敗し、没落していく様をドキュメンタリー風に描いている。

驚くことにキ…

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ライフゴーズオンって感じだ。どんなに貧しくても生きていかなくちゃいけない ローリングストーンっぽい
たく

たくの感想・評価

3.9

ずっと観たかったヴィスコンティ作品で、Amazonプライムに100円レンタルで登場したのでさっそく鑑賞。160分長かったけど、漁村の群衆の迫力や海の映像の美しさに圧倒されたし、ヴィスコンティが繰り返…

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運転

運転の感想・評価

5.0
ネオレアリズモの代表作

助けられる人は助けようとしない

映像の強さがケタ違い

Bisogna che impariamo a volerci bene l’un l’altro e a essere una cosa sola. Allora sì che si può an…

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Pierre

Pierreの感想・評価

3.0

ショットがめちゃくちゃ上手いことはわかる。題材として救いようの無さそのものが扱われることもわかる。出演者が現地の素人とのこととして、クライマックス付近の漁協の人間たちの迫真の演技は恐怖そのもの。言い…

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sanjuro

sanjuroの感想・評価

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とても見応えのある作品。貧しい漁師の一家が苦しみながらも必死に生きる姿をリアリズム的手法で描いている。
ヘミングウェイの『老人と海』に雰囲気が少し似ていると思った。
当時のイタリアの紙幣のサイズがか…

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 僕はこの映画を少し遠い歴史として捉えてしまうのだけど、当時の彼らはどう受け止めたのだろう。

ヴィスコンティの豪華絢爛なイメージは後期の作品で、初期は庶民の生活に根差した徹底したネオレアリズモ路線だったんだ。潮に臭いが画面から漂ってきそうなシチリア島の漁師の町。仲買人に搾取される労働人。翻弄…

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どなべ

どなべの感想・評価

5.0

「戦火のかなた」「自転車泥棒」あたりと合わせて、これから数十年世界の映画を支配することとなる巨大なリアリズム運動の走りとして有名

貧しい漁村のドラマだが、未だリアリズムとドキュメンタリとの分化が完…

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