ルキノ・ヴィスコンティによるネオレアリズモの代表作。
シチリア島の漁師一家が仲買人の搾取から脱しようとして借金して舟を買うも失敗し、没落していく様をドキュメンタリー風に描いている。
驚くことにキ…
ずっと観たかったヴィスコンティ作品で、Amazonプライムに100円レンタルで登場したのでさっそく鑑賞。160分長かったけど、漁村の群衆の迫力や海の映像の美しさに圧倒されたし、ヴィスコンティが繰り返…
>>続きを読むBisogna che impariamo a volerci bene l’un l’altro e a essere una cosa sola. Allora sì che si può an…
>>続きを読むショットがめちゃくちゃ上手いことはわかる。題材として救いようの無さそのものが扱われることもわかる。出演者が現地の素人とのこととして、クライマックス付近の漁協の人間たちの迫真の演技は恐怖そのもの。言い…
>>続きを読むとても見応えのある作品。貧しい漁師の一家が苦しみながらも必死に生きる姿をリアリズム的手法で描いている。
ヘミングウェイの『老人と海』に雰囲気が少し似ていると思った。
当時のイタリアの紙幣のサイズがか…
ヴィスコンティの豪華絢爛なイメージは後期の作品で、初期は庶民の生活に根差した徹底したネオレアリズモ路線だったんだ。潮に臭いが画面から漂ってきそうなシチリア島の漁師の町。仲買人に搾取される労働人。翻弄…
>>続きを読む「戦火のかなた」「自転車泥棒」あたりと合わせて、これから数十年世界の映画を支配することとなる巨大なリアリズム運動の走りとして有名
貧しい漁村のドラマだが、未だリアリズムとドキュメンタリとの分化が完…