ネオレアリズモ:第二次大戦直後に現れたイタリア映画の新しい傾向。現実を客観的に凝視、ドキュメンタリー風に描写。
…だそうです。どおりで厳しい現実に救いの手が差し伸べられるわけでもなく、ひたすらにつ…
物語ではなく、運命そのものを映し出す鏡のようだった。シチリアの海は、青く広がりながらも決して優しくはなく、漁師の夢も、家族の誇りも、ひとたび網にかかった魚のように、無惨に引き裂かれていく。
主人公ア…
原題『La terra trema』 (1948)
監督・脚本 : ルキノ・ヴィスコンティ
撮影 : G・R・アルド
編集 : マリオ・セランドレイ
音楽 : ヴィリー・フェッレーロ
出演 : ア…
有意義な映画だけど、どうしても素人の演技なのは隠しきれてない役者陣と教育映像のようなナレーションが延々と続くので全く面白く無い。似たような話だとカタクの『ティタシュという名の川』があるらしいからそっ…
>>続きを読む大戦直後のシチリア、漁師たちはいくら魚を獲っても網元(字幕は仲買人になってたけど漁業経営者のこと?)に安く買い叩かれいつまでも暮らしが楽にならない
ずっと島で暮らしている漁師たちはそれが当たり前だと…
ヴィスコンティは後年に豪華絢爛な大作ばかり作るようになるが、モノクロ時代は庶民の市井生活をリアリズムを基調とした描写で作っていた。
当時のイタリアはネオレアリズモ作品が主流だったが、今作はまだ暗いう…