★ つながらない殺人、つながる愛
ミステリの醍醐味。
それは“謎解き”だと思います。
だから重要なのは「これは何だろう?」という気持ちを煽ること。これは簡単なように見えて難しく、大胆さと繊細さが求…
坂口安吾の同名小説をほぼほぼ忠実に映像化した作品。
40年前の映画なので演技や撮影技術には色々有るし、低予算ゆえに残念な所も……。
同時期に金をかけた探偵物作品が公開されているので、便乗映画とか…
年代的に横溝正史ブームに坂口安吾をぶつけたんだろうけども、まあ上手くいってないです。曽根中生自身坂口安吾のファンということで、意識してか知らぬが演劇的演技を撮ることに終始している。それがまた恐ろしく…
>>続きを読む《好色!傲慢!文壇画壇の才人奇人が入り乱れる狂気の酒宴》
(予告編より)
純文学作家で非ミステリー作家の坂口安吾による原作は、かの有名な三大アンチミステリー『ドグラ・マグラ』『虚無への供物』『黒死…
雰囲気が苦手、というのがまずあるね。キザすぎるのかな。サスペンス自体ほとんど見ないのだけど、果たして殺しが起きる、謎が明かされる、までのリズムがよいのかどうかという疑いがある。最後だけ怒涛だもんなあ…
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