嘆きの天使に投稿された感想・評価 - 16ページ目

『嘆きの天使』に投稿された感想・評価

ミイラ取りがミイラになる

を、体現した作品。

真面目な教授が踏み入れてしまったばかりに陥る底なし沼。

物事の裏表を考えるなら、間違いなく教授は表。そして、裏のことなど、知らなかったばかりに、足…

>>続きを読む
2023年1月、久しぶりに見る。若い頃は教授に憐れみの気持ちになったが、今は気持ちが分かりすぎて切ないよ。オリジナル版キングコングの悲しみに通じた気がした。

●'92 6/20~7/3名画座公開
(初公開: '31 5/?〜)
配給: 不明
(初公開時配給: 不明)
スタンダード モノクロ モノラル
'92 6/30 12:35~ キネカ大森3にて観賞

>>続きを読む
Nyenent

Nyenentの感想・評価

3.7

 主人公の教授は、ディートリッヒに会うまでは人を愛することも知らない堅物だったわけだから、彼女に出会って人を愛することを学び、その愛が裏切られることも体験したのは、人間として良かったんじゃないのかな…

>>続きを読む
koms

komsの感想・評価

3.5
マレーネ・ディートリッヒの地声が、思ったより高いんですよね。
せーや

せーやの感想・評価

3.5

ドイツの英語教師ラート先生は、 真面目で退屈な男だった。
そんな彼は、生徒がキャバレーに通っているという噂を聞きつけ、事実を確かめるべくキャバレーに向かう。

大学2年になって
映画を専門に研究して…

>>続きを読む
仕事のために何度目かの鑑賞その2。正直、時の流れに耐える作品ではない。ただ、マレーネ・ディートリッヒの退廃的で妖しい美しさを堪能するには最高の映画。特に、マレーネの脚を見てほしい。

ラートとローラは対照的な存在。文学という虚構の世界に傾倒してきた教授と、クラブという水商売で俗世における人生の酸いも甘いも経験してきたローラ。二人の生活風景も立場も、小道具や部屋の配置でよく暗示され…

>>続きを読む

歪んだ画面に強いコントラスト、ドイツ表現主義の特徴を色濃く残したトーキー初期のステージ物。スタンバーグ自身は表現主義とは関係ないにしても、お国柄のごとく特徴をおさえてる。
運命の女、妖艶なマレーネち…

>>続きを読む

2014 6/1.DVD
ぎゃー...こんな悲惨な物語だったなんて。。
淀川さんがマレーネ悪い女ですね〜って連呼してたけど(笑) 教授も自業自得かなあ、とか思っちゃったり。可哀想なのには変わりないけ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事