ニーチェの馬の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『ニーチェの馬』に投稿された感想・評価

れら

れらの感想・評価

5.0
余計な物も余計な事も何もない風吹きすさぶ寒村で繰り返される父娘の毎日。小さな石が投げ込まれる事で少しずつその日常が終わっていく様を眺めているような。風の吹きすさぶ音が印象的

ニーチェはいつ出てくるの??ってそれなりに画面凝視してたら終わっちゃった
多分芸術だとか哲学の域なんだろうね 自分には全く合わなかった
とりあえず食べものを口に運んだ手で塩の入った箱に手突っ込む奴は…

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静かで過酷な生活を、リアルかつ迫力ある映像に仕上げるのはやっぱり流石だと思う。
嵐と砂埃にまみれた過酷な世界の描写には、観てるこっちまでしんどくなってくる。
が、辛い日常をひたすら2時間半繰り返され…

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tulpen

tulpenの感想・評価

5.0

タル・ベーラの最後の映画。
細野さんが言ったように
映画館の暗闇の中で凝視するように観た。

繰り返し繰り返しの日常の風景
ずっとずっと観ていたかった。


静岡シネギャラリーにた。
2013…

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chuchuyama

chuchuyamaの感想・評価

3.6
恐ろしいほど淡々してるので途中で寝ちゃうかと思ったけどなんのなんの、構図の美しさ、モノクロの力強さに釘付け。ハンガリーのタル・ベーラ監督まさに巨匠の仕事。

「賢者と愚者」についての映画。
賢者であることは、常識を作り自分たちで知覚可能な領域の中でコントロールできる世界作り出す。それは同時に自分たちのコントロールの及ばない領域に対して蓋をすることでもある…

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えぬ

えぬの感想・評価

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あの水汲みにきた人たちが"人間"なんだと思う。タル・ベーラの最後の作品って思うと6日目がすごくいい。けどやっぱり『サタンタンゴ』がすごすぎるんだな…相変わらず後ろ姿がかっこいい。生きてるって感じ。お…

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hana

hanaの感想・評価

3.8

TSUTAYAで「5枚借りたら1100円」と言われるとなんとなく無駄な義務感で頑張って5枚選ぶはめになる。
なので昔観て挫折した(早送りで観た)こちら(強風・馬・長回し)に再々挑戦。最近脳みそが元気…

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haru

haruの感想・評価

4.0

世界の終わり。

暴風が吹き荒れる中、馬と共に帰宅する父。出迎えた娘は淡々と父を手伝い、家事をこなす。夜になると、二人は茹でたじゃがいもを一つずつ食べ、眠りにつく。ところがある日二人の家にやってきた…

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自分の好きなものを饒舌に語れるのが私の良いところなんだけど、この映画はまだ上手く語れない。「ニーチェの馬」って有名なニーチェの哲学の1節なんだが、この映画の方がニーチェよりいいぞ。この先の人生であと…

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