ハンガリーの名匠タル・ベーラが、ドイツの哲学者ニーチェの逸話を題材にした逸品。
鑑賞の障壁は非常に高く、みる人がかなり限られる作品。
暴風が吹き荒れる中、世界の果てのような場所で暮らす初老の男、…
【原初的な暮らし】
モノクロ画面で、父と娘の単調な暮らしが延々と綴られる。見ていて、人間の暮らしの原初性ということを感じさせられます。
強風が吹き荒れ、周囲には他の人家もない。馬も、仕事に出たが…
一言で表すなら“無”が1番あっているような気がします。
カットがあまり良くないので気持ちよく完走、というよりところどころ躓きながらという感じでした。
不思議なくらいに吸い込まれて没入されてしまいまし…
ほとんど何も起きていないのに不思議なくらい観れる。
映像作品においての、生活感の有無で没入感が非常に左右する事が改めて再認識できた。
生への活力。見方を変えれば執着になり得る。「生きたい」ではなく、…
「火種も消えたわ」
久々に超つまらない作品に当たってしまったわ…
なかなかに苦痛の154分だった。
見る手を止めようとは思わなかったけど、ラスト25分で寝落ちてしまった。。
時代はいつなのか、場…
台詞は極端に少なく、重苦しい音楽とモノクロの映像によって構成された世界観は間違いなく人を選ぶ。しかしその終末世界は圧倒的な雰囲気を放っており、単調でしかないはずの物語から目を離すことが出来なかった。…
>>続きを読む