ここには、不誠実や不条理というものが無いので、個人的に救われる映画です。どう見ても生きる力を失っていくように思えますが、ずっと繰り返される同じ音楽に、ずっと繰り返された同じ食事に、ずっと繰り返されて…
>>続きを読む『街は風でやられた。』
100年以上前の設定みたいだけどなんだか未来に思えた、、
風が吹き荒れる世紀末のような風景。
全てを悟っているような馬の目が印象的。🐎
ほぼ無言の2時間半。😂
モノトーンの画…
繰り返される日々の作業が少しずつ蝕まれ破壊され世界は終焉を迎える。食事やら着替えやらといった生のための単調な作業を、長回しで何度も映し出し、そこに僅かな不穏さを滲ませていく描き方がすごいと思った。
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【第61回ベルリン映画祭 審査員グランプリ】
『サタンタンゴ』などの鬼才タル・ベーラ作品。ベルリン映画祭で審査員グランプリと国際批評家連盟賞を受賞、キネマ旬報外国映画ベストテンでも第1位となった。
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この映画は時間の流れによって我々を催眠にかけ、自我の境界を曖昧にし、映像と思考を混濁させる危険な装置だ。
人間も所詮は思考するだけの動物であり、それを暴く為にこの映画は思考を促し続ける。
この親子…
大学の有志の映画鑑賞会の貼り紙にこの作品があったのが知ったきっかけだったと思う
繰り返されるフレーズと
ルーティーンに紛れ変わっていく日常
馬の世話、開く扉、暗闇、靴下を履かせる、ふかしたじゃが…