音楽や戦争を主題とした、世紀末のゴダール作品。
いつもの如く全容があまりよくわからない作りではあったものの、映っている物事だったり構図だったり音だったりに純粋な面白さが感じられるから鑑賞していて全…
おそらく中盤の砲撃シーンのワンショットを除いては全てフィックス。厳格に管理されているであろう役者の一挙手一投足から捻り出される活劇に圧倒される。80年代のただひたすら光の美しさを追い求めていた時期と…
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「無限は考えられない
どうして何かを無限と考えられる
私は
でも宇宙を想定すると宇宙の彼方にはまた宇宙がありその彼方にもまた宇宙があり…
8月のJLG⑥
虐殺、あるいは映画を監督することについて。
カミーユがサラエボで戯曲『戯れに恋はすまじ』を上演しようと旅に出る。一方、彼女の父のヴィッキーは映画『宿命のボレロ』を制作しようと…
dvdで繰り返し再見しました。改めて、本作は戦争、引用、音楽、哲学などゴダール特有の記号が散りばめられた絶望的なドラマの中から、観客に新たな何かを抽出させかったことが伺えた気がします。それは美しいシ…
>>続きを読むなにもわからない。
反復する音楽とその切断。爆撃、銃声、カットの切り替わりと時を同じくしない会話の音声の切り替わりとオーバーラップ、尻を突き出すカミーユとジェローム、砂浜に並べられスーツとドレスを被…