2015/8/3
1934年製作の「浮草物語」を、小津安二郎監督自らがリメイク。ゆったりとした時間の流れと独特のセリフ回しは、大映製作の本作でも健在。が、どことなく小津作品らしさは影を潜めている感じ…
男の身勝手さと女の嫉妬深さ。それぞれの哀しみと希望。
中村鴈治郎と京マチ子が雨の中罵り合うシーン、画の美しさと会話のテンポ感が最高。あれは日本人だから撮れるシーン。あと杉村春子の演技も素敵。あんな深…
川端康成(1899 - 1972年)が自作について語った言葉に、たしか「一本の笛(ふえ)の音(ね)でしかない」といった主旨のものがあったように思う。
あれはどこに書いてあったのだろう。覚えていれば…
列車を待つ駅舎の中ですみ子が差し出す火を頑なに拒もうとする仕草はかわいいけど作中の親方の言動がクソすぎて、清に父親という存在を拒否られた時は拍手喝采&スタンディングオベーションもの。
結局最後は仲…