ルキーノ・ヴィスコンティ生誕110年没後40年を記念した特集上映の1作で、GUCCIの支援によりマーティン・スコセッシ率いるザ・フィルム・ファンデーションが1万2千時間をかけて修復した4K版との触れ…
>>続きを読む自分が好きな世界観だろうなと思いつつ、これまで上映時間が長いからと敬遠してきたルキノ・ヴィスコンティ監督作をまずはこの作品から。
イタリア語・完全復元版での鑑賞。
物語は当時のイタリアの時代背景を勉…
1860年代の両シチリア王国崩壊からイタリア統合の時代に生きたシチリアの公爵を通して貴族の時代の黄昏を絢爛豪華に描いた歴史物語。ハリウッドスターのバート・ランカスターがシチリアの殿様を哀愁たっぷりに…
>>続きを読むルキノ・ヴィスコンティが描く、貴族の衰退と新時代の幕開け。
『ルートヴィヒ』に続き、特別上映。こちらも3時間の長丁場!(しかもインターミッションなし)
先週と同様に、戦々恐々としながら鑑賞してきま…
巨匠ルキノ・ヴィスコンティを語ることは、簡単ではない。それに、私には、まだまだヴィスコンティの良さを理解することが難しい。
この映画は、滅びゆく美学を表現しているのだろうと思う。
主役のバート・…
川越スカラ座にて鑑賞。ヴィスコンティをスクリーンで観たいとずっと思っていたのを、ようやく果たせました。
冒頭からすばらしい画面と音楽!そのあとも、動く油絵を観てつづけているようでした。音と演技の合わ…
“ヴィスコンティと美しき男たち”というテーマで復刻版が期間限定で上映されていたので鑑賞。
19世紀中頃のイタリア貴族の栄光から下り坂を描いた映画。衣装や屋敷、家具、様々な美しい調度品が揃えられた当…
ヴィスコンティ監督の自叙伝のような映画。
旧時代貴族の斜陽と才気ある若者への眩しい憧憬が、貴族出身の監督だからこそ生々しく描写されている。
ヴィスコンティ監督の映画はどれもそうだけど、セットや衣裳…
バード・ランカスターの存在感、ネコ科の動物のようなカルディナーレの魅力、いやもう役者も衣装も美術も絢爛でめくるめく世界。
ただ個人的な好みが、無名の役者で、チープな衣装、ただの雑踏、でも最高の脚本…