クリノリンが大爆発している!
ゆったりとした留め方で耳を覆い、前髪はセンター分け、後ろ髪は多めに、お化粧は貴族しかできず、大きなスカートの中の金具(クリノリン!)で後ろに大きくヴォリュームを出す。…
定期的に摂取したくなるヴィスコンティ。
圧倒的美的センスと退廃。シチリアの激動の時代の新旧の入れ替わり、かなわぬ若さと確実な死への確信。バート・ランカスターの哀愁の表情がたまらん!華やかなパーティー…
シチリアの1860年代の情勢を予習してから見ないとなかなか理解できないかも。そして貴族である公爵の心情メインの物語なため、令和の日本の庶民が共感するにはある程度の想像力も必要。そこをクリアすると非常…
>>続きを読む【伯父と甥の関係ってこういうものなの?】
公爵がタンクレディーにここまで入れ込む心理が最後までピンとこなかった。
実は公爵の息子だったりするのかな?と思っていたが違うらしい。
自分の子供が7人もいる…
自らも貴族出身であるルキノ・ヴィスコンティが描く 貴族社会の衰退。
ロケ地の景色も素晴らしく 石造りの家屋と街並みも趣きがある。
衣装も調度品も すべてが絢爛豪華で
「貴族の暮らし」これらを眺める…
【第16回カンヌ映画祭 パルムドール】
ルキノ・ヴィスコンティ監督作品。バート・ランカスター、アラン・ドロン共演の歴史劇。
バート・ランカスター演じる伯爵は地元の名士、しかし激動のイタリア統一戦争…
こういうのを「名作」と言うんだよな。文句のつけようもない。
惜しみなく贅の尽くされた作品であり、三時間という長さの中に一切のムダもない。完璧と言っていい。
(むろん、この作品を存分に楽しむには、ある…
いきなり「レストアのスポンサーはグッチです」って字幕が出るのが凄い。まさにイタリアの文化遺産。主演の3人は「ワンピース」に出てくるような人間離れしたルックス。舞踏会やシチリアの山や戦場のまるで油絵の…
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