序盤のシステマティックな群衆の姿と、ラストカットの群衆の姿は対照的だ。それは劇中で山あり谷ありの人生を送ってきた主人公たちが、真の意味で人生のモザイクである群衆にはめ込まれるからである。様々な点で影…
>>続きを読む「群衆」の中の一家族を描いたキング・ヴィダー監督作品。
オープニングとラストは感動!
「日常の誰にでも起こる喜び・苦しみ・悲しみなどは、群衆の中の一つの物語に過ぎないんだよ」と監督が言っているよう…
大物になることを夢見てニューヨークにやって来たのは良いものの、現実はそう上手くは行かず失敗を繰り返す…。
誰にでも起きるかもしれないリアルさに思わず目を背けたくなった。
自分勝手で傲慢な主人公には感…
出会ってすぐ結婚したカップルの数年間を描いた名作。
映像の見せ方は当時のサイレントらしくシンプルだと思うけど、デートやピクニックなど、一つ一つの場面を作り込んであったり、時間の経過でキャラクターが…
典型的な調子乗りの話しなんだが、無責任男シリーズの様なコミカルな軽快さはない。恐ろしい事に、この手の輩は21世紀になっても現実に存在している事である。私は医者ではないので判断は出来かねるが自己愛性パ…
>>続きを読む『ステラ・ダラス』の監督として有名なキング・ヴィダーのサイレント期の作品。「群衆」というタイトルが意味深。
成功を夢見て田舎からニューヨークへとやって来たジョン。しかし現実は厳しく、彼は保険会社で…
あっという間に結婚。ベッドにもぐりこむシーンがすてきだったな♡出世して群衆から抜け出す、父とも話した立派になる、だけど現実は甘くない。妻の家族ともうまくいかない。浮気した?家建てようとか言ってたな。…
>>続きを読む▪️Title : 「群衆(1928)」
Original Title :「The Crowd」
▪️First Release Year:1928
▪️JP Release Date …
死ぬまでに観たい映画1001本より366本目
すごく昔の古典的映画なのに、「群衆」という言葉の意味に考えさせられます。
色んな意味での「群衆」があります。
しかもサイレント映画です。
ちょっとし…
サイレント映画らしくコミカルさもありつつ、漠然と大きな夢を持った平凡な男の平凡な人生の切なさ物悲しさもある。
群衆でいることへの嫌悪や恐怖、逆に群衆であることを受け入れる勇気や安心感も感じられる。
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