希望を胸にニューヨークへとやって来た青年ジョニーは.保険会社に就職しやがて結婚します。出世して群衆から抜け出すことを夢見る彼でしたが.現実は上手くいかず出世はどんどん遠のくばかり。人づきあいが苦手…
>>続きを読む大勢の人を映す場面が何回もあります。もちろん群衆を表すためです。でも実は群衆は関係ないです。
NYだろうとどこだろうと、人口700万だろうとどうだろうと関係ありません。ジョン(主人公)個人の問題で…
群衆の大きさなど誰にも分からない
だが足を踏み入れた瞬間、その正体を現す
これが、そこら中に転がっている何十億もの人生
口だけ上手い男は中身が空っぽで、生活にも愛にも説得力がない
花束と、今日の洋服…
面白かった。ニューヨークの町並み、群衆を写したショットの後、傾けたカメラで高層ビルを写して向きを戻し、そのままビルの高くまで駆け上っていき、1つの窓をフレーミング、幾何学的に並んだ数多くの机と「群衆…
>>続きを読む誰もが特別なかけがえのない存在であり個人という価値をもってその「個性」が認められるべきという概念の発明と資本主義社会の発展は矛盾する。そのはざまに生きる近現代人にとっての自己有用感とは一体。男は自分…
>>続きを読む古典映画らしくストーリーはめちゃくちゃシンプル。ただ、シンプルだからこそ映画本来の力というか魅力に溢れた作品。
随所に巨匠キング・ヴィダーの手腕が光る。冒頭とラストの群衆を映したシーンは今見ても素…
大物になるという
漠然とした目標を持って
NYへ飛び出した、
中流階級の男・・・
近代アメリカのシティサイド
に生まれた
ちょっと頼りない男の半生を
マルっと追体験!
予想を上回るような事は
殆…