映画史に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『映画史』に投稿された感想・評価


あまりにもたくさんの既存の映像、美術、文学からの、おびただしい引用の洪水。

イメージの断片が重ね合わされ、つぎはぎされる。
ゴダールの本質が徹底したモンタージュへの意識にあるとすれば、この時点に…

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映画の世界に入ってみて分かったのは、はっきり言えばそこは悪夢あるいは地獄のようなものだということでした。
──ペドロ・コスタ『歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義』土田環編訳、ソリレス書店、2…

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そもそも使われてる映画、絵画、文学について半分以上分からないのが致命的だけども。。
モンタージュの嵐がまずとんでもないんだが、その中でも命がけの美(?)が面白い。。あとナチスと映画の関連に対してとか…

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腸炎

腸炎の感想・評価

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知ってる映画が出てきたら盛り上がる。
基本的に心が死んだ状態で見るんだけど、後半になるにつれてなんか「このへんはゴダもだれてるな。妥協したな」みたいな謎の偉そうな気持ちになる。自分の心の弱さを感じる。

10年ぶりの再見

以降、「アワーミュージック」〜「イメージの本」であまりに同じ映画の引用、同じ音楽の引用で映画ができていることに驚くが、モンタージュの滑らかさ映画の加工具合は「愛の言葉」「イメージ…

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2日かけて一気に観たー。モンタージュの嵐。好き嫌いは別にして、ものすごい作業ではある。
光

光の感想・評価

4.8

記憶は断片的に蘇る


言葉を突然つきつけられる。
ゴダールの映画史はただ映画史を説明的に辿るだけではなく、
映画が誕生した時代からの人間の記憶、
人が積み上げてきたものを、いまを生きる私が、自分自…

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MURANO

MURANOの感想・評価

4.0

ゴダールだからこそ、ゴダールでなければ描けないであろう映画史。だけど、よく観たよな〜、コレ(笑)

この作品、存在意義がとても大きいのです。

面白いものではないのに、見ていて何故か気持ちが高ぶる。…

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1A〜2Bまで。1Aの冒頭は全く映像に置いていかれてた感があったけれど、ナチスのあたりの話から俄然引き込まれる。
イメージと映像が絶えず断片化、反復されていて、話の流れを簡単に追わせてはくれない。
ゴダールについての論文を書くにあたり全部見返したしなんならDVD手に入れた。
やっぱり圧倒的に2B4Bだわ。
同タイトルの本の方はわたしはあんまり好きではない。

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