人との関係において、「相手に興味が無い」という状態を改善するのは難しい。この時代の夫婦だと、別れるということを簡単に選択はできないと思うし。茂吉は出世してるのだけど、楽しそうには見えなくて、最初は人…
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こちらは 「お見合い」 というより寧ろ 「強制結婚」 をさせられた、形だけの夫婦、その妻たちが主役の映画です。離婚する程の悪い夫たちではないので、誰もが適当にうまくやっているのですが、毎日、働いてい…
>>続きを読む2回目鑑賞。
そうそう。このくらいの軽さが小津安二郎。そういった意味で、やはり「東京物語」は硬質で研ぎ澄まされた突出した傑作で、ある意味異質であり本質なんだな。
昨日「東京物語」を観たばかりなんで正…
木暮実千代と言えば私の中で『雪夫人絵図』と、寅さんで桃井かおりの母親役でした。
都会のお金持ちの奥さまのイメージが強いです。
『お茶漬けの味』というインパクト大な題名で気になっていました。
佐竹…
018****
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆…
このレビューはネタバレを含みます
お見合い結婚した夫に満足できないでいる妻が喧嘩した後にお茶漬け食べて仲直りして旦那を見直す話。
夫が義理の姪っ子に説教させられるも妻がいなくなるのをうかがうシーンが普通に笑える。
佐分利信演じる…
夫婦の歩み寄りを描いた小津作品では、早春よりこっちほうが好き。
鈍感さんって陰で言えるくらいの方がいいし、でも頼り甲斐あるなぁって思えるなんていい夫だ。
この時代の妻は、いつも見ていて甲斐甲斐しすぎ…
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