このレビューはネタバレを含みます
昨日「儀式」を初めて見ました。想像以上に感動しました。素晴らしい出来の映画だと思いました。引き込む力がある。途中何度か涙があふれてきました。作品理解のための急所は私にとっては逃げた花嫁(良き日本の…
>>続きを読む久々の鑑賞。ドロドログッチョグチョ。戦前から戦後を通して描かれる桜田一族の色んな儀式。呪いには発端がある訳で、佐藤慶の悪オーラは異常。日本の悪しき部分をこれでもかと浮き彫りにする大島渚。様々な思想が…
>>続きを読む大島監督の嫁(小山明子)がエロく、そして実にミステリアスで美しい。新婦不在、新郎1人の結婚式という可笑しな出来事を誰1人可笑しな顔をせずに受け入れている姿が戦後ただただ前を向いて突き進んで来た日本人…
>>続きを読む大島渚が、日本の儀式というものをテーマに撮った作品。
結婚式、葬式というシーンが続く。
大変、面白い作品。
当時の大島は、「日本は、形骸化された儀式の上に成り立っている。」というような事を述べたかも…
ここまで過激に日本に立ち向かった映画はそうないと思う。
日本人の極めて醜い血を、深度の深い舞台を横断しながら、表現主義的に描く。照明の当たりかたが、もう異常。
これは笑えなかった。あまりに凄惨。…
これも大島の傑作でしょう
小山明子キレイだな〜なんてそこだけじゃなくって
近親相関的な構図の中で、冠婚葬祭の儀式の欺瞞が暴かれる
ただとっても抽象的なので、抽象画を見てるみたいな気分になる
儀式…
大島渚プロダクション