開始3分で傑作な匂いしかしない。「あー、これ好きなやつだ」と感じたまま、最後まで延々と最高だった。
序盤は何が起きてるのかわけがわからないくらい事前知識がないと置いていかれるスピード感だけど、基本的…
このレビューはネタバレを含みます
こういう映画ってアメリカ人は楽しいんだろうか?西武開拓を成し遂げた白人が、いわゆる西部劇のショーを行う。そこには原住民の首長も登場し、時の大統領も新婚旅行で訪れる。首長は大統領に一つ頼み事があると告…
>>続きを読むアメリカ近代史を語るのにうってつけな題材をロバート・アルトマンが手掛けてる。
バッファロー・ビルとシッティング・ブル――このモチーフがめちゃくちゃ面白くて、ググる手が止まらない。シッティング・ブルと…
ベルリン国際映画祭の金熊賞として観ても、アルトマン作品として観ても、明確に下位に位置する作品だと思う。
表面だけの華美さと内面の醜さ、バッファロー・ビルの承認欲求の見苦しさだけが際立つ。
アルトマン…
ワイルド・ウエストの虚飾性は映画界そのものに通ずるもので、改めて外野が指摘しなくても自身がよく分かっているはずだ。
クライマックスのビルの独白は、ポール・ニューマンの演技も相まって名作を観ているよう…
広々とした土地にセットを組み、本物の馬を駆っての西部劇ショーや曲芸的な射撃ショーなどを見せる「ワイルド・ウエスト・ショー」というものを私は知らなかったので、それはとても新鮮に感じた。演劇ともサーカス…
>>続きを読む精神が崩れていた。
自分は冗長に思えた。皮肉が効いているのはそうかもしれないが、逆に言えば狙いすぎていてわざとらしいと感じてしまう。
公開当時の状況も知らぬ、日本生まれ日本育ちである自分には肌で感…
このレビューはネタバレを含みます
全くもって史実を知らないまま鑑賞したものの、時代背景などわからなくても何となく楽しめました!
ショーのシーンなど、普通に面白く、特に射撃ショーがスリルもあり実際に肩を撃ってしまった時は思わず笑ってし…