このレビューはネタバレを含みます
映画という芸術の最高傑作だと思います。映画という表現媒体でしか表現し得ない、画面(画)と音(台詞)と時間という概念が入り乱れてそれぞれの鑑賞者に語りかけるものは、さまざまな感情を呼び起こします。最初…
>>続きを読む正直、つまんない系の映画に括られるのだろうと思う。それでも退屈に感じないどころか、物語に没入できてしまうのは、造形美がピカイチなのと、それが狂気や妄想の類によるものであっても、自分を「別の人生に導く…
>>続きを読む開始5分で考えるのをやめた。これは考えて見る映画ではなく、見物する映画。
支離滅裂な会話や場面が続くのにも関わらず不思議と不愉快な気分にはならず、むしろ見入ってしまう。
鑑賞後に解説を読んだら、…
アラン・レネ代表作の1つ、男が女に声をかけるが女は身に覚えがないと返していく
現在の2人、男視点の回想、女視点の回想、客観的な過去を描いていく羅生門効果を取り入れた作品でもある
装飾やココ・シャネル…
各カットが即興的に見えて(もちろん計算されてるんだろうけど)、現実性の高さにのめり込んでしまった。
ある男が、女に「去年マリエンバートで会いましたよね」と声をかける。女は覚えてないのに、男にそれら…
【第22回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『二十四時間の情事』アラン・レネの代表作。映画史上最も難解な作品とも言われている。
評判通りかなり難解だが、何か記憶をめぐる話であることは理解できた。解説…
長年なんとなく避けてきたが予想外に大変面白かった。作り手たちの気合いが漲っており飽きるところがない。
広大な人工的な庭園と豪奢な邸宅の空間にオブジェクトとしてのヒト、肉体を立たせ、キリコかデルヴォー…
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