【祝!若尾文子映画祭】再レビュー
山崎豊子原作。これまた田宮二郎に泣かされる京マチ子も若尾文子も全員船場言葉で、その柔らかさと鋭さにそそられる。中村鴈治郎二世の関西弁はいつ聴いてもいい。
三姉妹の…
古い映画だが山崎豊子原作と知り視聴。飽きずに最後まで観れました。大番頭役の中村鴈治郎さんが素晴らしい演技。妾役の若尾文子の美貌たるや。あー女性はえげつない。。と思いきや、大番頭や、踊りの先生役の田宮…
>>続きを読む船場の大商家の旦那が亡くなった。
旦那はきっと、誰も自分の死を悼むことなどないとわかっていたのだろう。
養子としてどんな事があり、どんな思いで当主と経営者の役目を果たしてきたのかは、私たちにはわか…
『犬神家の一族』のリアル版。
これぞ「芝居」を見る映画という感じ。
中村鴈治郎、浪花千栄子の悪どい芝居の面白さ。
若尾文子もただの可哀想なお姉さんって感じじゃなくてちゃんとしたたか。そりゃそうだよ…
同じ山崎豊子原作の「女の勲章」では気の弱い先生を演じていた京マチ子さん、今作ではちょっとマチ子さんを嫌になってしまうくらいの強欲ぷりの長女に扮しています。
ディズニーのヴィランか!
しかしここまで…
原作:山崎豊子
遺産相続のドロドロ最高ー!
三姉妹の遺産のとりあいのみならず、行末は愛人の子を後継ぎにという、婿養子で肩身の狭かった父親のしたたかな復讐つき、ってのも堪らないラスト♪
腹黒で強…