戦争の不条理を描いた本作だが、この不条理はコロナに置き換えても成立するのが恐ろしい。戦争から逃れるため狂気を装うも『キャッチ22』なる法案によって戦場にいることを余儀なくされるヨッサリアンの理不尽な…
>>続きを読む同じアンチ戦争テーマのコメディのM・A・S・Hに比べたら狂気度も暗さもこちらのほうが上で明るい感じ一切ないし戦闘シーン以外でのショッキングシーンもあり(それもこの映画象徴するような暗いコメディシーン…
>>続きを読むそれなりに面白い戦争風刺コメディ。第二次大戦イタリア近くの島に駐留するアメリカ空軍、義務飛行回数をどんどん上乗せされて除隊出来ない爆撃飛行士A.アーキン。頭がおかしいから除隊したいと申し出ても頭がお…
>>続きを読むアメリカの不条理文学が原作だ。筒井康隆も生涯の愛読書に入れてたくらい昔はかなり影響力があったのだった。映画の方はまだ比較的わかりやすい。若い人には「メメント」と「ダンケルク」を足したような話としてお…
>>続きを読むいまだに読み継がれるジョセフ・ヘラーによる戦争不条理小説をマイク・ニコルズ監督が映画化しました。小説『キャッチ=22』は英語で「不条理」の代名詞となっているくらい広く読まれています。英語圏では誰しも…
>>続きを読むエキストラのいない戦争映画
細かなことを忘れてしまったとしても、終盤からラストにかけての一連のシーンを、私はずっと忘れないと思う。いつまでも、心に残り続けると思う。そして、その意味を考え続ける…
第2次大戦中のイタリア、主に空軍基地を舞台に、米軍と戦争を徹底的にコケにしたシニカル・コメディ。
アルトマン監督の『M★A★S★H マッシュ』と双璧。
アルトマンのストレートな馬鹿馬鹿しさと比べて…