死刑台のメロディの作品情報・感想・評価

『死刑台のメロディ』に投稿された感想・評価

心が、静かにではあるが激しく揺さぶられる。

サッコ&バンゼッティ事件。

1920年代のアメリカ。共産主義、無政府主義、労働争議、移民問題、、不穏な世相の中で起こった実際の冤罪事件。いや、国家権力…

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よつ

よつの感想・評価

3.9

観てて辛かった……。
タイトルからして結末が死刑であることは分かりきっているのに、何度も光明が見えては一つずつ潰され、そのたびに落胆する。

移民×共産・無政府主義という2つのスティグマが重なり、サ…

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1920年の米国。
強盗殺人事件の容疑者として、イタリア移民のアナーキスト二人が捕まり、死刑判決を受けた「サッコ=バンゼッティ事件」を描く裁判劇。
ジュリアーノ・モンタルド監督の71年の作品だが、観…

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裁判シーン訳わからなすぎて寝た。
ちょっと僕はこの時代をよく知らないが、こういう誰がどう見ても偉人というか、誰がどう見ても可哀想な人は、応援する気になれない。
ラスト終盤あたりは結構好きではあった。

モリコーネ特選上映にて鑑賞、モリコーネ目当てではあったけどこんなにも骨太な作品だったとは!
アメリカ歴史の汚点として有名な冤罪事件だけど、初めから自分たちの気に入らない人物に罪をなすり付ける結論あり…

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りんご

りんごの感想・評価

4.1
司法と政治が結びつくほど怖いことはないな
mlt

mltの感想・評価

4.5
権力に抗っても抗っても跳ね返されるという結末に向かうしんどさがありつつ、そこに立ち向かう大事さを伝える映画だったと思います
時代に呑み込まれた二人
人が恐怖を克服できず、異質を排除することから逃れられないとしても
幸福感を共有し、皆でなら克服できると信じてる。やり方は違ったとしても。
ワンコ

ワンコの感想・評価

4.5

【死刑を考える】

※4Kリマスター版と同じレビュー

後にアメリカを揺るがした重大事件のひとつと言われるようになった冤罪事件だ。

1960年代の終わり頃は、アメリカン・ニューシネマの牽引役となっ…

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鹿

鹿の感想・評価

4.5
ずっと重いっていうかイライラするわ。特にカッツマン死ねよ名前もなんか嫌だし
冤罪かどうかよりも、裁判の正当性がクソってことね。度々思うけど、自由の国アメリカとは。この事件のことをもっと知りたくなった。
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