「ヒトラーだっていいこともしたんですよ。アウトバーンを整備して、雇用も増やして。悪いことばかりじゃなかった。」
数十年後に今の日本の政権を振り返ったとき、似たようなことを言ってなければいいのだけれ…
日仏伊映画界が黄金時代に突入、ベルイマン、サタジット・レイらが世界の映画地図を書き替えるなかこのしんどさ。アカデミー賞にキネマ旬報と評価されたようだけど公開当時の観客も古臭い映画だと思ったのではない…
>>続きを読む1948年
ドイツ ニュールンベルグ
終戦から2年
“法の名の下に犯した罪”を裁くため
判事の目線でそれぞれの立場が描かれ
一筋縄ではいかない心情に心打たれます
詳細を知らずに
加担していたこと…
文句なしに傑作。十二人の怒れる男以上の法廷ドラマ。
テーマはニュルンベルグだが、ただしゲーリングなどトップではなくナチスの法務大臣以下法律家に関する裁判。
ハリウッドが作ったナチスをテーマにした映画…
第二次世界大戦終結後、ドイツのニュールンベルグにてナチスの戦争犯罪を裁く国際軍事裁判が開かれた。俗にニュールンベルグ裁判と呼ばれる。ただし、この裁判には続きがある。米軍は先の裁判で裁かれなかっ…
>>続きを読む最後の最後で初めて人間っぽい台詞を吐いてしまったヤニング先生、言わなきゃ良かったと後悔必至!
切れっ切れの弁護人、母の写真を見つめるペーターゼン証人、リリーマルレーンを語るベルトホルト夫人、フェルデ…
"裁判"というものを3時間みっちり目の当たりにした。内容に聞き逃すところがなく、鑑賞時間があっという間に過ぎて行った。「これ本当に映画?本物の資料映像でしょ?」と錯覚してしまうほどの迫力。
<劇中…
一応、フィクションという体での映画ではあるが、ほぼ実際の裁判を元に制作された映画。
ロルフ弁護人の言葉も、決して聞き逃せないので考えさせられました。
最後のヘイウッド裁判長の言葉が心に残りました。…
判事の台詞
”国の防衛をうたう人々は、私たちの国、米国にもいます。
〈生き残る〉ための防衛をうたう人々です。
…このことに対する答えは「何のために生き残るのか?」
国は一つの巨大な岩ではない。個人の…