前半は、あれ?って思うぐらい、ストーリーがダイジェスティックにすすんでいくので、結構ついて行くのが大変だった。ともすれば、雑だなと思うぐらい。
ただ、後半に入ると、ぐっと展開が派手になって、なるほど…
南米の歴史において、良くも悪くもスペインとポルトガルの影響は外せない
今作は歴史物で、イエズス会の布教活動を軸に、先住民の抵抗、先住民と植民者や奴隷商人との軋轢、そしてスペインとポルトガルの領土争…
色彩と音楽が印象的な映画。
レンタルビデオ時代にデニーロ目当てで観たっきりで忘れてたので、再度鑑賞。
今見ると出演者豪華です。
リーアムニーソンとか昔は知らないし。
植民地政策に翻弄される宣教師と…
このレビューはネタバレを含みます
かなりわかりやすい色彩の映画だと思った。緑で生い茂る南米の奥地は青味がかった画面、対して人攫いのデ・ニーロが住まう画面は黄色ぽい。かと思えばデ・ニーロの愛する女は緑色の洋服を身にまとう。神父となるこ…
>>続きを読む1750年代南米、現パラグアイの先住民グアラニ族に布教のため訪れたイエズス会の宣教師ガブリエル。
そして罪を犯した奴隷商人メンドーザは…。
征服者たちと先住民たち。
その間で揺れ動くガブリエルたち…
公開当時、イグアスの滝へ落下シーンが話題になった
私にはそれが大変ショックで観る機会がずっとなかった
自分的ロバート・デ・ニーロ祭りが来たので、皆さんのレビューも参考にしつつ視聴
「沈黙」だって観…
サントリーホールのコンサートでいくつか映画音楽を聞きました。
その中で珍しく地味?なオーボエのソロがある曲が気になり、見てみることに。
そういえば「モリコーネ」でも出てきたからクリップして、忘れてた…
キリスト教会の欺瞞。人間の残虐と野蛮がエンニオ・モリコーネの美しい音楽を背景に描かれる。
公開当初は、冒頭の、十字架に縛られた神父の滝落ちが人形でなく人間で撮影されていることが専らの話題だったが全く…
モリコーネの作曲ということで鑑賞
確かに音楽は良いが、物語全体は壮大なようで薄い。
いちばん良かったシーンは最初の滝のシーンと、原住民の中で笛を吹くシーン。
結末は結局暴力は悲劇しか生まないとい…