真夜中のピアニストの作品情報・感想・評価

「真夜中のピアニスト」に投稿された感想・評価

音楽にのめり込んでいく姿に胸がいっぱいになっていきました。ロマンの演技が大好きです。

このレビューはネタバレを含みます

地上げ屋、借金取り立てなどを生業としてるトム。ある日かつてのピアノの恩師と出会い、ピアニストになる夢が蘇る……。
裏の世界に片足突っ込んだ生活の中で粗暴な性格。その中でピアニストになる為に言葉の通じない中国人ピアニストとのレッスンが不思議と心地いい。
でもなかなかその生活から抜け出せない……。
人生はやり直せる。遅くなんかない!
そんなフランスの人間ドラマでしたよ。
ブローカーとピアニスト。ロシア人と中国人。自分の中にある二面性に揺さぶられながら、それでも希望のある道を進もうとした。父と母の子なんですね。
トシ

トシの感想・評価

4.0
闇不動産業の青年が昔目指していたピアニストになる夢を追いかける物語 全編パリのダークな世界 夜の映像がピアノの旋律と共に印象的 親父役のニール アルストラップがいい味出してる
魔球

魔球の感想・評価

3.8
きっと才能ある人物なんだろうけど、とにかく不器用というか、馬鹿というか、そんな感じが格好いい。

観る側を惹きつける演出と、少量だけどクライマックスにあるバイオレンス描写の濃さが印象的。

ディーパンの闘いしか観たことないけど、
ジャックオーディーアール覚えとこう!
マト

マトの感想・評価

3.3
この手はピアノを弾くための手であり、ゲス野郎の金玉を握り潰すための手でもあるのだ‼︎

素行の悪いチンピラまがいの不動産ブローカーが、昔やってたピアノの練習を復活させてオーディションを受けようとする。…というとなんだかサクセスものの映画のように聞こえるけど、これはその真逆の作風。誰がどう見たってうまくいくわけないよなぁという空気をプンプンさせてるノワール。
中国人のピアノの先生と言い合うシーン…フランス語で捲したてるより中国語で捲したてるほうがやっぱりぜんぜん迫力ありますね。
ピアノという楽器の存在感やその音色が大好きで、少しピアノを弾く。これぞという〝ピアノもの映画〟を探し続けているのだけれど、その一環で観た一本。

見はじめてアレこの感じ、知ってると思った。思い当たったのがブルーハーツの歌世界。

ザ・ハイロウズ時代の「青春」の歌詞がそのまま使えそうだった。

鼻血出ちゃったし あちこち痛い
口の中も切れた
リバウンドを取りに行くあの娘が
高く飛んでる時に

心のないやさしさは
敗北に似てる
混沌と混乱と狂熱が
俺と一緒に行く

ロマン・デュリス君の焦燥とは裏腹に、とにかく〝光〟が美しく描かれる。自然光はもちろんネオンさえも。

それは人の恣意を超えて偏在する神の恩寵のようだ。疾走するバッハのトッカータ!
pojon

pojonの感想・評価

3.8
この監督、映画の楽しさってわかってる感じ。
この先どうなるんだろって不安感と 期待をもたせて 引っ張るのがうまい
で、結末は…

ちょっと中途半端、納得できないまま終わるとこもいいのか、
でもどっぷり浸かってうやむやな感じも いいんだよね
うーむ‥正直、何が言いたいのかよくわからんかった‥が、この監督のリズムというか編集のテンポはなんか心地良く最後まで退屈せずに観れたが‥うーむ‥
Tiara

Tiaraの感想・評価

3.5
父の薄汚れた仕事を継いでも
ピアノに傾倒していた情熱はトムの中に残っている
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