巨人と玩具の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『巨人と玩具』に投稿された感想・評価

似太郎

似太郎の感想・評価

4.4

【会社イノチ🤖】

日本映画界のモダニスト、増村保造の本領が発揮された一作。広告やプロパガンダに踊らされて消費に奔走する大衆のバカさ加減が良く出ている社会風刺映画。

内容は、現代にも通じる貧困層の…

>>続きを読む
こえーよ!これの地続きに生きてんのか?泣どうしようもねー
でも大きな人混みの中の一粒の苦しみの話って魅力的なんだよな〜
oVERSON

oVERSONの感想・評価

3.2
物語の重さ・暑苦しさとスクリューボールコメディの軽さがミスマッチで話が入ってこない。
凄まじい情報量の背景は良い。
2023-153
shun

shunの感想・評価

3.7

大量生産・大量消費の下に進む高度経済成長期の、資本主義の奴隷となっていく人々を描いた風刺コメディ。

増村保造の、90分という短さで個性的なキャラたちが繰り広げる話の展開は結構好きかもしれない。

>>続きを読む

高度経済成長期狂騒曲。生産!消費!生産!消費!と狂気のようなスピードを追い求める資本主義社会の中で、プチプチと押し潰されていく個人の意志。動き出したら誰も止められない。会社の歯車になって、血反吐を吐…

>>続きを読む
chiyo

chiyoの感想・評価

4.0

2023/8/15
サムソン製菓の宣伝課で働き、上司の合田を尊敬している西洋介。時は高度成長期、社畜と言われてもおかしくない会社との関係性で、同業他社との出し抜き合戦がなかなかに凄まじい。そして、仕…

>>続きを読む
94

94の感想・評価

4.5
うひゃー、面白え!
ラストシーン観て、川口浩って良い役者だなあって改めて思った。
アポロの重役たちの下手くそ演技もこれはこれで乙。
ぺろ

ぺろの感想・評価

4.2

ラピュタ阿佐ヶ谷にて。

グロテスクな喜劇。増村保造らしいハイテンポな台詞回しで駆け抜ける昭和の狂騒、しっちゃかめっちゃかになっていく人々、かわいい電飾や宣伝カーの見せる悪夢。本質的には令和もそう変…

>>続きを読む
Gocta

Goctaの感想・評価

-

キャラメル会社宣伝部の若手社員が、同業2社との宣伝合戦の中、サラリーマン社会の現実と自分の理想との間で苦悩する様子を、上司のエリート社員や、キャンペーンガールとして発掘、売り出した娘の姿を交えて描く…

>>続きを読む
うどん

うどんの感想・評価

4.6

お菓子会社のセールス合戦と社員の苦悩を痛烈に描いたブラックコメディ。

メディアのあり方等、現代に通じる話を展開していて見応えがあった。

醜悪メイクでも野添ひとみはキュート。虫歯をアップで捉え…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事