江戸の風情が素晴らしい。「笛吹川」や「女殺し油の地獄」等も素晴らしいが、娯楽映画でここまで徹底しているのは珍しい。また、藤村志保や高田美和も美しい。シリーズでも一頭抜けた、市川雷蔵・三隅研次黄金コン…
>>続きを読む三隅研次も本シリーズも初見だが、無茶苦茶面白いですね。洗練された構図と省略の効いたカッティングが小気味良い。何よりも明暗を強調したライティングが秀逸。白眉は風呂上がりの市川雷蔵と藤村志保の邂逅か。動…
>>続きを読む「眠狂四郎 勝負」
冒頭、愛宕神社。全裸の女が駆け抜ける。
賑やかな祭り街、財布を拾う少年、参拝者、武芸者、居酒屋、刺客の侍に襲われる老侍。
道場破りの父、殺害。
姫様、癖者、橋下の戦…
みなしごの子供の家を道場破りから取り戻してやったり勘定奉行の用心棒を頼まれてもないのにかってでたり今回はやたら人情味あふれる狂四郎さま。そしてでてくる女性はもれなく狂四郎に惚れるのだが、将軍の娘、高…
>>続きを読む市川雷蔵版の眠狂四郎シリーズ第二作目。
勘定奉行に世話を焼きつつ五人の刺客が次々と狂四郎を襲う。
直接のエロはなくても女性が色っぽく見えるカメラワーク。
まつげのアップが麗しい狂四郎。
高慢な姫の誘…
2作目。
何作か観たが、これが一番良い。
それぞれの女性キャラも立っている。
お爺さん役の人がほんまに良い味出してる。素晴らしい。加藤嘉。
でも農民に見えて勘定奉行には見えない(笑)
この映画…
兎に角顔が綺麗。狂四郎の。
綺麗な女と綺麗な男では、綺麗な男の方がダントツで美しいもの。
ただしその時間は儚くも短い。
「お前の様に穢れた豚が、この雪の様な清らかな私のからだに、触れることは。許さ…
市川雷蔵版『眠狂四郎』2作め。2作めとは知らず、雷蔵版『大菩薩峠』を見終えた流れで鑑賞。
似たような扮装だが、机竜之助より眠狂四郎のほうが人情味があるキャラクターで、いわゆるそれを内含させたハード…
市川雷蔵が快活に笑う瞬間があったり、叙情に流れるシーンも結構多かったりと「無頼剣」とは割とムードが違った。「無頼剣」では感じなかった上映時間の短さ故のあっさり感はあったのだが、十分良作ではある。
「…