クシシュトフ・キェシロフスキの全作品は、僕にとって、映画という美しい砂漠を渡るときの北極星のような存在であり、初めてその世界に触れた20歳のときから現在に至るまで、揺るぎなく同じ場所で輝き続けている…
>>続きを読む喪失のなかで何をみるか
死をきっかけに知らなかった夫の一面を目にする
ビノシュの視線つなぎが多いな〜と思っていたら、道端の老婆への非視線つなぎ=目を閉ざすカットがあった。時の残酷さ、独りであること…
途中や最後に挟まる音楽とか、映像切り替えのときの暗転とかイマイチ作品に合ってない気がした。全体のまとまりがないような感じ映像は文句なしで僕の好み。画で語る感じが好き。主人公の繊細な気持ちの変化が伝わ…
>>続きを読む夫と娘の死に悲観している間に、世間に悲しみを奪われる。
死を乗り越えた先にある希望などではない。
ただ各々が己の欲望を埋めるために、他人を貶めることを厭わない。ジュリエット・ビノシュのアンニュイな…
掴みかけては離れていきそうな、不思議な距離感と浮遊感を持つこの映画は(ただの私のコンディションのせいかもしれないけど)青い光の水槽の中で漂うジュリーに対して、ただ遠くから眺めることしかできないような…
>>続きを読む©1993 MK2 Productions / CED Productions / FR3 Films Productions / CAB Productions / Studio Tor