リュミエールに舞う羽毛。逆立ち。ベットは縦に。屋根を登る。坂道を駆け降りる子供達は、『トリュフォーの思春期』へ。萩尾望都やコクトーでギムナジウムみたいな感じをイメージして本作を見るとビックリするだろ…
>>続きを読むこの映画が私のフランス現地の映画館での初めての鑑賞作品となりました。
日本語字幕なしに加え古い映画なので録音状況も悪い中、理解できた部分は多くはないですが楽しめました。
ユーモアも効いているし、ジャ…
ジャン・ヴィゴの3作目。
他の1930年代の作品と比較しても分かるけれど撮り方がもうヌーベルバーグ的でゴダールやトリュフォーなどにも多大な影響を残していることがよくわかる作品。
後半のスローモー…
学校で抑圧された子供が反乱を起こす話 実際反乱の後を計画してないからきっとこの後元の状態に戻るんだろうところ含めてファンタジー 最初の電車とか羽の舞うシーン含めてずっと幻想的 屋根を占領する、その上…
>>続きを読む反抗する十代の高揚感、無敵感がこれでもかと表れた2つのシーンが圧倒的
羽毛が舞う中での提灯?を持った行進
ラストの屋根占拠、昇り詰める姿を後ろから捉えたラストカット
個を捉えることを怠らないこの映…
このレビューはネタバレを含みます
寄宿学校に通う子どもたちの自由奔放さ、対するルール重視の教師群の対比。操行ゼロ(日曜外出禁止)の罰を食らっても、それに懲りずあの手この手で大人を出し抜いてやろうとする子どもたちの無邪気さと奔放さ、そ…
>>続きを読む本作に用いられた映像技術や詰め込まれた要素が、後の作品に様々な影響を与えたことが感じ取れる。
羽毛が舞い散る寝室から、少年たちが行進し始めるシーンは圧巻。
さすがは革命の国「フランス」。これが日本だ…