新学期・操行ゼロに投稿された感想・評価 - 10ページ目

『新学期・操行ゼロ』に投稿された感想・評価

Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.0

夏休みが終わって、新学期が始まり、いたずらっ子の3人組。列車に乗ったりしながら、寄宿舎へ。そこで彼らが怖れるのは「操行ゼロ=日曜外出禁止」である。

画面いっぱいに広がる羽毛のシーン、素晴らしい!

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宣戦布告に舞い上がる羽毛と超スローモーション、あらゆる呪縛を解き放った自由の渇望と成就。空虚な権威主義を蹴散らすアナーキズムに満ちた小さな革命のメロディ。個人的な思い出と重なったのもあってめちゃくち…

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10000lyfh

10000lyfhの感想・評価

4.0

寄宿学校での 4人の少年たちの叛乱。監督のむき出しの回顧的心情がストーリー化された、恐るべきパワーに満ちた中編。先行の習作的 2短編に引き続き、本作でもシンプルなアニメーション(若手教師が風刺的に描…

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Redick4

Redick4の感想・評価

-
ヌーヴェルバーグやジャックタチやリンゼイアンダーソンの「if」など様々な映画に影響を与えているであろう本作。映像に遊び心が詰まっている。

子供による反抗と、ジャン・ヴィゴによる映画文法の逸脱がリンクしているのが面白い。

意図が不明な挿話があったり、子どもがボールを消すマジックをするシーンで本当にボールを消してしまったり、ジャンプカッ…

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tntn

tntnの感想・評価

4.2

早稲田松竹のジャン・ヴィゴ特集では一番面白かった。
とにかく映像の中で人間が動き回る!
鉄道のコンパートメントから校舎の屋根まで悪ガキが暴れ回る。
行進の列が逃げ出す場面も素晴らしいし、喧騒と静謐な…

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チャップリンからの影響

大人は判ってくれない、小さな恋のメロディ、ジャックタチへの影響
ユゲ先生→ユロ氏
ひゃ

ひゃの感想・評価

4.0
子どもたちが愛おしい。最初の電車の一部屋のシーンから面白くなる予感が溢れてた。印象的なカットがたくさん。

ジャン・ヴィゴは戦う。映画で世界とどこまで戦えるか?その孤高で美しく痛ましい戦いが本作である。
ヴィゴは感覚的である。ワンカットに直感的な強さがある。
ヴィゴは自由だ。制度を放棄するアナキストである…

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痣

痣の感想・評価

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大人は判ってくれないみたいな感じかと思っていたら、いやそうに違いはないんだけど間の抜けたスラップスティックなギャグがあったり、メリエスもびっくりの奇術的演出があったりで妙な味わいのアナーキー子ども映…

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