五社協定の煽りをくらったのって実は言い出しっぺの永田雅一「大映」なんだよな。でもって一番の被害者は、TVという受け皿があった田宮二郎でも山本富士子でもなく、長生きできなかった市川雷蔵かもしれない。こ…
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船場のボンボン喜久治の女性遍歴を回想するお話。ぼんぼんのしっかりしたのをぼんちというらしい。
ひたすら原作の出来事の羅列で、抑揚もなく一本調子で退屈でした。時折挿入される画面いっぱいの平面的な構図…
再掲。市川崑作品を見る企画進行中。山崎豊子さんがかなり不満を持っていたことは有名ですが、やはり、市川夫妻の作品になっているように感じました。だらしない男とたくましい女という市川作品のテーマが強く押し…
>>続きを読む山崎豊子原作の大阪・船場のぼんぼん市川雷蔵の女遍歴物…なのだが和田夏十のホンは当然そんな所に終わらず、翌年の「黒い十人の女」の前哨戦の様に翻弄され踊らされるのは雷蔵(男)の方。
玉緒、若尾あややに京…