まことに粗野な大道芸人ザンパノ、白痴の演技が見事なジェルソミーナ、1950年代にそんな2人の共依存、そして途中でそれを変化させた道化師イルマットとその不条理な死をえがいたフェリーニの名作。ベネチア銀…
>>続きを読む粗暴の大道芸人ザンパノと金で売られた少し知能が遅れたジェルソミーナの関係は、男の我儘と女の誠実さといえば聞こえが良いかもしれないが、客観的にみればアダルトチルドレン同士による断ち切れない共依存の関係…
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時代を表す寂しい映画
たったの万リラで売られたジェルソミーナ。彼女はそのことをわかっていながらよくわかっていなかったのか?
彼女の小さな人生を私たちも思う。
ザンパノは自分が彼女の人生を大きく左右す…
かなり野蛮なザンパノと、付き添うジェルソミーナ。
初めは嫌がっていたものの、自分がいないとザンパノは1人になってしまうと知って献身的に旅をするも、いざこざがあり…。
残念ながらジェルソミーナは何がし…
このレビューはネタバレを含みます
「カビリアの夜」でもそうだったけどフェリーニ正面からのショットが多いな。ラインを感じない。離れ離れになってもどこかで生きているんだって思うのと完全に死んだんだなって思うのって似ているようで違うよねっ…
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