久々に単純にきれいなシャーロットランプリングを見ることができた
ヴァージニアウルフの入水自殺について美しいと語る彼女の夫が同じ最期だなんて皮肉
マリーの振る舞いは周りへの大丈夫アピールではなく、死体…
愛する夫を失った後に残る、喪失や悲痛は人を孤独にする。時が経ち、マリーが真実と向き合う姿が印象的だった。浜辺で苦しみと向き合う場面が綺麗。否定せず悲劇を受け入れると人は涙を流し弱さを表に出せるように…
>>続きを読む愛している夫の失踪による悲しみに沈む、女の話。
結婚25年で仲の良い夫婦マリーとジャンは休暇で別荘を訪れる。一日休み、翌日海へ行くと、ジャン泳がないか?と誘うがマリーは少し休んでからと、少しうたた寝…
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妄想おばさん映画
夫婦揃って久しぶりのバカンス。サンオイル塗って海辺で昼寝してたら、鬱気味だった夫が失踪。妻は現実逃避で自分でも無意識のまま失踪した夫があたかもまだいるかのように振る舞い、周りは困…
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えええ~~~~この監督、男性だったのか!!!!!本当にビックリしている。しかもこれを齢32歳で撮っているのか…
と昨日知り驚愕したので、記録。
主演女優さんの演技に大いに支えられている作品だが…
2000年、フランソワ・オゾン監督作。
愛する夫を突然失ったアラフィフ女性の喪失感をシャーロット・ランプリングの魅力で描いた作品。
結婚25年になる、マリー(シャーロット・ランプリング)とジャン(…
映画全体を覆うアンニュイさやはっきりしないラスト、いかにもフランス映画という感じで嫌いではない。
失踪自体をサスペンスにするでもなく幻想に縋る主人公のサイコホラーにするでもなく、この出口の無さ・答え…
シャーロットランプリングはこのあとのオゾン作品ではけっこうおばさんだけど、この作品ではセクシーでキレイなおばさん。
ポーティスヘッドの曲が2シーンで使われてたのは嬉しい。
陰鬱なシーンにマッチして…
大好きで何十回と見ているのに感想を書こう思ってもなぜか言葉に出来ない映画。
見るたびに胸を締めつけられるほど切なく感じるんだけどそれだけじゃない。
画面の奥へ走っていく彼女を見た時に感じるあの温かく…