このレビューはネタバレを含みます
ちょっと説教くさ過ぎるか。もちろんこの類の正義感と問題意識は一切否定しないし、例えば全部を個人の能力とかのせいにしがちな今の日本にはむしろ処方箋たり得るかも知れませんが(当時のアメリカはどうだったん…
>>続きを読む1949年制作。監督ニコラス・レイ。主演ハンフリー・ボガード。原題《Knock on Any Door》。ウィラード・モトリーの同名小説の映画化。
以下は『黒の報酬』のレビューでゴダールが語ったニ…
この映画、法廷劇が中心だが、弁護士ハンフリー・ボガートが法廷で傍聴人に向かって「You…,You…,and You!」と指差す場面が印象的。
映画自体は、法廷を舞台にしながら、過去の出来事を回想シー…
ニコラスレイらしい不良少年と不幸な少女との出会い、結婚、悲劇は「夜の人々」を彷彿とさせる。オープニングのスピーディーな演出、クローズアップも見事。だけど、法廷のシーンが退屈なのは、説明に終始している…
>>続きを読む2015/1/19鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ボガート主演ということで雰囲気重視のハードボイルドと決めてかかると面食らう、環境が犯罪者を作るのか、社会が作るのかというテーマに真正面から取り組んだ重…