ノスタルジア観たときは全然わかんなくてこりゃ困ったと思ったけど、この映画では、“ゾーン”とは何か、という謎が引っ張ってくれるから観やすかった。光のうつろいやスライドするカメラワークも美しかった。
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詩的な世界を擁護する空想と、生々しく目の前に広がる現実のジレンマが、この映画の大きなテーマだと感じる。
一挙一動を沈黙の中で丁寧に描写することで、言葉には表現出来ない潜在的な可能性を示唆している。未…
結局「ゾーン」とはなんだったのか、タルコフスキーはその秘密には迫ろうとせず、むしろ圧倒的な分かり得ないものを前にして、有限の人間はどのように情熱を燃やし、狂おしい現実/フィクションを紡ぎだすのか、紡…
>>続きを読む[“部屋”の意味]
なかなか面白かった。
しかし、敢えて難しく言っているように思う。芸術とは、人生とは、そして無意識とは、とゾーンの奥の“部屋”を目指すことを通して問いかけようとしている…
『サクリファイス』に続いてタルコフスキー二作目。サクリファイスより数年前の作品。主題に重なりがあるように思われた。ちなみに『サクリファイス』の方がわたしの好みらしい。
個人の切なる願いとは欲望だった…
最近寝付きが悪いので「寝れる映画」として評判のタルコフスキーで安眠を。と思いきや、妙な世界観にはまってしまい安眠どころか最後まで観てしまったのでした。とにかく映像がストライクゾーンど真ん中。セピア色…
>>続きを読むおっさん3人が汚い場所を妄言と不快感に振り回されながら散策してるだけにしか見えないような場面が結構あった。出発前の3人はただのおっさんだったのに、帰って来た3人が並んでる図は妙に決まってて豪華に見え…
>>続きを読む字幕
映画の日ということで、巨匠の作品に再チャレンジ。冒険中ドキドキするシーンもあって、一瞬ディズニーやん!て思ってしまった。結局何も起こらず、目的地にたどり着いたのに扉を開けもせずに終わるという…